【カメラ共通】ライブ画面を見るとハウリング(エコー)が聞こえる

カメラの近くに「Wansview Cloud」アプリを立ち上げ、ライブ画面を見ると、音の悪循環(ループ現象)が生じ、「キーン」という不快音が響き渡るようになります。

 

その現象を「ハウリング」といいます。エコー音と呼ばれることもございます。

 

以下、ハウリングのメカニズムと解決策を紹介させていただきます。

 

■ハウリングのメカニズム

音源とスピーカーデバイスの距離が近すぎると、エネルギーの自励が生じ、鋭い音が発生してしまいます。これは「ハウリング」といい、音声学における正常現象で、あらゆるデバイスに存在します。

アプリにてライブ画面を見る時、環境音声を拾っているネットワークカメラは音源となり、アプリでライブ音声を再生しているスマホはスピーカーデバイスとなります。両者の距離が近すぎると、音声は閉ループを形成し、鋭い音が発生しまいます。

もっと詳しくは、下記のサイトに確認できます。ご参考になれば幸いです。

ハウリングの原因と対策 | プロ音響ドットコム (pro-onkyo.com)

 

■解決策

①カメラから離れた場所でライブ画面を視聴する

 カメラから離れると、音声の閉ループは形成せず、ハウリングが発生しません。

 

②イヤホンやヘッドフォンなどを使ってライブ画面を視聴する

 役割として、イヤホン・ヘッドフォンはスマホスピーカーの音をカメラのマイクに届かないようブロックします。これで、音声の閉ループは形成せず、近距離でも遠距離でもハウリングが発生しません。

 

③「Wansview Cloud」アプリのカメラ傍聴をOFFにする。

 スマホスピーカーの音声をオフにすると、カメラマイクはスマホスピーカーが発する音声を拾うことがなく、音声の閉ループは形成せず、ハウリングが発生しません。

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ハウリング問題が依然として改善されない場合、ハウリング問題を提示できるビデオやスクリーンレコーディングを弊社の公式アフターサービス(service.jp@wansview.com)まで送っていただけるようよろしくお願いいたします。担当者がお手伝いいたします。